1試合でブロック6本以上 量産したのは? さらに上の「大量産」も!!
2025-26シーズンのSV男子で、1人の選手が1試合5ブロックを記録したケースは44件あった。
5本でも十分に多い。
しかし、そこからさらにもう1本。1試合6ブロックまで積み上げたケースは、シーズンを通して15件だけだった。
今回は、この6本を「ブロック量産」として追ってみる。
すると、そのさらに上を行く記録もあった。
まずは「量産」――1試合6ブロック
開幕日の10月25日には、いきなり2人が6本を記録した。
サントリーサンバーズ大阪のドミトリー・ムセルスキーは大阪ブルテオン戦で6ブロック。サントリーは3-1で勝利した。
同じ日、広島サンダーズの西本圭吾もウルフドッグス名古屋戦で6ブロック。広島も3-2で勝利している。
その後も、東京グレートベアーズのヤン・コザメルニク、日鉄堺ブレイザーズの渡邉晃瑠、東レアローズ静岡のテイラー・エイブリル、日鉄堺ブレイザーズの蔡沛彰、ウルフドッグス名古屋のノルベルト・フベルらが6本に到達した。
年が明けてからも、東レアローズ静岡のキリル・クレーツ、東京グレートベアーズのバルトシュ・クレク、ジェイテクトSTINGS愛知のトリー・デファルコ、東京グレートベアーズの大竹壱青、大阪ブルテオンの彭世坤、ヴォレアス北海道のティモ・タンメマー、サントリーサンバーズ大阪の小野寺太志が6本を記録している。
その中で唯一、6ブロックを2試合で記録したのがキリル・クレーツだ。
1月10日のSTINGS愛知戦で6本。さらに2月7日の信州松本トライデンツ戦でも6本。
シーズンに15件しかなかった「量産」を、クレーツは二度記録した。
そして、この15件ではチームもよく勝っている。
11勝4敗、勝率73.3%。
さらに上の「大量産」があった!
1試合7ブロック。
2025-26シーズンのSV男子で、この数字に到達した選手はわずか2人だった。
最初に記録したのは、サントリーサンバーズ大阪のイゴール・クリュカ。
11月2日の東京グレートベアーズ戦で、シーズン最多となる7ブロックを記録した。
そしてもう一人が、ジェイテクトSTINGS愛知の髙橋健太郎。
11月28日の日鉄堺ブレイザーズ戦で、クリュカに並ぶ7ブロックを記録した。
さらに驚くのは、2人が7本を積み上げた試合の結果だ。
クリュカのサントリーは東京GBに3-0。髙橋のSTINGS愛知も日鉄堺BZに3-0。
つまり2人とも、わずか3セットで7ブロックを大量産した。
7ブロックの「大量産」は2件。その2件はともにストレート勝利で、2勝0敗、勝率100%だった。
5本は44件、6本は15件、7本はわずか2件
数字を並べると、その珍しさがよく分かる。
5ブロック=44件。 6ブロック=15件。 7ブロック=2件。
たった1本ずつの違いだが、数字を積み上げるほど、その回数は一気に少なくなっていく。
6本で「量産」。7本なら「大量産」。
イゴール・クリュカと髙橋健太郎が記録した7本が、2025-26シーズンSV男子の1試合最多ブロックだった。
今季は「8本」が出るか?
そして迎える2026-27シーズン。
次に見たいのは、1試合8ブロックだ。
昨季最多タイのクリュカ、髙橋健太郎をはじめ、西本圭吾、小野寺太志、フベル、エイブリルら昨季6本以上を記録した選手たちが、今季はどんな数字を残すのか。
昨季の頂点は7本。
今季、その数字をさらに超える「8本」は出るのか。
2026-27シーズンは、得点ランキングだけでなく、試合ごとのブロックの数字にも注目したい。