「2,019点」が消える。SV男子の得点王争いはどう変わる?
SV男子の最初の2シーズンで、最も多くアタックを打った選手。そして最も多く得点した選手。JVDBのデータを2季合算すると、どちらもドミトリー・ムセルスキーだった。
過去2季 アタック打数 TOP5
1位 ムセルスキー 3,132本 2位 デファルコ 2,830本 3位 宮浦健人 2,617本 4位 張育陞 2,608本 5位 ロケ 2,560本
ムセルスキーだけが3,000本を突破している。2位以下を見ると接戦で、宮浦と張の差はわずか9本。張とロケとの差も48本だ。
過去2季 総得点 TOP5
1位 ムセルスキー 2,019点 2位 デファルコ 1,676点 3位 宮浦健人 1,580点 4位 西田有志 1,532点 5位 ロケ 1,508点
こちらはムセルスキーの突出ぶりがさらに分かる。唯一の2,000点超えで、2位デファルコとの差は343点だ。2024-25は1,075点、2025-26も944点。シーズンが変わっても圧倒的な得点量を維持していた。
その「2,019点」がランキングから消える
ムセルスキーは現役を引退した。さらに過去2季のアタック打数5位、総得点5位のロケも退団。2026-27は、2年間の得点ランキング1位と5位がSVリーグを去った状態で始まる。
一方、デファルコはSTINGS愛知、宮浦はウルフドッグス名古屋、西田は大阪ブルテオンでプレー。張はヴォレアス北海道から北海道イエロースターズへ移籍した。
次の1位は、単純な「繰り上がり」なのか
過去2季の順位だけなら次の候補はデファルコだ。ただし2025-26だけを切り出すと、デファルコ700点、宮浦770点、西田738点。昨季だけなら宮浦がこの3人で最多だ。
2季合計では96点差あるデファルコと宮浦が、直近1季では逆転している。ここは2シーズンを並べて初めて見えてくる面白いところだ。
張も注目だ。2季総得点は1,431点だが、アタック打数は2,608本で4位。宮浦とはわずか9本差だった。北海道イエロースターズへの移籍で、この大量の打数がどう変化するのかも気になる。
「ムセルスキーの次」はまだ決まっていない
過去2季ではムセルスキーが圧倒的だった。しかし2026-27は、その基準点だった選手がいない。
デファルコなのか、宮浦なのか、西田なのか。移籍した張がさらに打数を増やすのか。あるいは新加入選手がいきなり上位へ飛び込むのか。
過去2季の数字を並べてみると、『ムセルスキーがいなくなったから2位がそのまま1位になる』とは言い切れない。SV男子の得点王争いは、3年目にして初めてまったく違う形になる可能性がある。
※2024-25、2025-26シーズンのSVリーグ公式データをもとに集計。レギュラーシーズン、Quarter Finals、Semi Finals、Finalsを含む。