また、この名前が得点欄に――上坂瑠子、金田修佳、林田愛佳の再スタート
上坂瑠子、金田修佳、林田愛佳。コートを離れた理由も、戻ってくるまでの道のりも異なる3人が、女子SVリーグの開幕週に得点を刻んだ。
上坂瑠子|全休明けの開幕戦で、54本を打って24得点
Astemoの背番号1が、開幕戦から攻撃を引っ張った。
上坂瑠子は10月17日の群馬戦で24得点。アタック54打数で22点を挙げ、決定率40.7%。ブロックでも2点を加えた。全5セットで先発し、フルセットの勝利に貢献した。
旧VリーグとSVリーグのレギュラーシーズンで、通算7シーズン148試合、1,457得点。攻撃とサーブレシーブの両面を担う上坂は、2025年6月に左ひざ関節の手術を受けることが発表され、2025-26シーズンを全休した。治療とリハビリを経て、今季は再びキャプテンとして開幕を迎えた。
その初戦で決めたアタック22本は、チーム最多。チーム全体のアタック得点69点のうち31.9%を上坂が挙げた。レセプションも29本。得点を取る役割と、相手のサーブを受ける役割の両方を担った。
18日の第2戦にも3セット出場し、開幕2戦で計8セット。復帰したキャプテンが、開幕から攻守に力を発揮した。
金田修佳|572得点を挙げたアタッカーが、埼玉上尾で再び
金田修佳の復帰は、引退を経ての再出発だった。
岡山でプレーした2024-25シーズンは158セットに出場し、572得点。アタックは1,780打数で533得点、レセプションは733本を記録した。攻撃で数多くのボールを託されながら、サーブレシーブも担っていた。
そのシーズン限りで引退。岡山は2025年5月に引退を発表している。2025-26シーズンのリーグ出場はなく、2026年7月、埼玉上尾への加入と現役復帰が発表された。
新天地で迎えた開幕週。17日のデンソー戦に途中出場すると、翌18日は全5セットで先発し、21得点。アタック52打数で19点を挙げ、ブロックでも2点を加えた。レセプションも45本受けている。
岡山で最後にプレーしたシーズンには、アタック533得点。その金田が、埼玉上尾での最初の先発試合で19本を決めた。45本のレセプションも含め、攻守を担うアウトサイドヒッターとして、新しいチームでの一歩を踏み出した。
林田愛佳|長期離脱から戻り、サーブで記録した今季の1点
東レ滋賀の林田愛佳は、2025年11月9日のPFU戦で負傷し、右膝前十字靭帯断裂と診断されたことをクラブが発表。治療とリハビリに専念することになった。昨季の記録は18セット、39得点。そのうち14点がブロックによるものだった。
群馬でプレーした2024-25シーズンには、98セットで212得点。アタック145点に、ブロック58点、サービスエース9点を記録している。相手の攻撃を止めるブロックも、林田の持ち味だ。
今季の開幕戦となるPFU戦。Game2の18日に復帰出場し、全4セットで途中からコートへ。サーブを9本打ち、ミスなく、サービスエースを1本記録した。
今季最初の得点は、サーブから生まれた。
シーズン58本のブロックを記録したミドルブロッカーが、まずサーブで得点を残した。復帰後の出場を重ねながら、アタックやブロックでも持ち味を発揮する姿を楽しみにしたい。